ラムパルド/対戦
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ラムパルドの歴史
第四世代
超火力のもろはのずつき、当時非伝説ポケモン中最高の攻撃の種族値などから、何とかして鈍足をカバーして実戦に投入する者が後を絶たなかった。こだわりスカーフを持たせた最速、いわゆる「最スカ」の実数値は181となり、実数値180の最速112族を抜くことができる。181もあれば最速実数値が176のゴウカザルを抜くのは十分であり、それを考えると火力特化型としてはなかなかのものを持っていたと言える。サブウエポンのしねんのずつきやアームハンマーも高い攻撃の種族値によって十分な火力指数に達した。ポケモンリーグ2007全国大会小学生の部(ダブルバトル)優勝を果たしたトリパのメンバーとして実績を残している。プラチナでこだわりスカーフとより強いシナジーを持つばかぢからを教え技として獲得。
第五世代
隠れ特性としてちからずくを獲得し、サブウエポンの多くが間接的に強化された。従来から存在していたかたやぶり型の場合、強化されたがんじょうを貫通するというメリットはあるが、がんじょう持ちの中にはじめんタイプやはがねタイプが多く、がんじょうを貫通するには一撃で倒すダメージを与えることが前提になる中で、一致メインウエポンのもろはのずつきではなくどうしても不一致のサブウエポンで攻めざるを得ないことから、一長一短と言えた。この世代ではローブシンや聖剣士など新規のかくとうタイプのポケモンが勢いを見せていたため、相対的には弱体化。こだわりスカーフで先制して上から叩こうにも、ちからずく補正が掛かったようきラムパルドのしねんのずつきで耐久無振り無補正のローブシンが確定2発であったため、この攻め切れない対面が重くなった。
第六世代
メガシンカの登場によって、攻撃の種族値165がそれほどの旨味ではなくなった。特に、攻撃の種族値でほとんど並ぶいわタイプのフィニッシャーであるメガバンギラスの登場はラムパルドの立場を奪う出来事であった。ラムパルド自体耐久面の都合上サイクル戦に向かず、単体運用において単調な攻撃しか使い道がないなど、上級者同士の戦いに適性を持たないこともあって、冬の時代を迎えた。ただ、ファイアローのメインウエポンの両方を半減で受けられることからメタとして利用できる面はあり、実際にファイアローの絶対数が多いという前提もあってラムパルドが倒したポケモンのランキング1位にファイアローが挙がるシーズンがいくつか見られた。それでも、同世代にトップメタに君臨していたメガガルーラの猛攻を受けつつかくとうタイプの技で攻め切るパーティが増えていたことから、結果的にそれがラムパルドにも刺さってしまい、このように環境の変遷によっても恵まれない思いをした。
PGLレーティングバトル統計データを見ると、もろはのずつき、じしん、しねんのずつき、アームハンマーorばかぢからが主流技構成になり、こだわりスカーフと相性が良い上に攻撃の種族値の都合上十分な火力指数になるいわなだれ、交代戦術に刺さるおいうち、素早さを底上げして抜きエースとして運用できるようにするロックカットが採用率ベスト4にランクインしたシーズンもある。持ち物はこだわりスカーフが60%台から70%代の採用率になるなどかなりメジャーな持ち物のチョイスとなっており、性格もそれと相性の良いようきがほぼ同じ割合となっていた。ORASリーグではあまりにボーマンダやガブリアスが多くなったため、そのメタとしてれいとうビームが採用されるケースが比較的多くなった。特性はかたやぶりとちからずくがそれほど採用率の差を見せることもなかった。
第七世代
カプやミミッキュの登場などフェアリータイプの普及によってその対策となるはがねタイプが蔓延し、バンギラスとウツロイドを除けばほとんどすべてのいわタイプが環境に残っていられないなどいわタイプ自体の立場が悪くなった。持ち物がほぼこだわりスカーフで固定であることから、この世代から登場したZクリスタルよる恩恵にあずかれなかったのも弱体化の1つと言える。ミズZ型が跋扈する中、特防の種族値50はとつげきチョッキで何とかできるような数値でもない。一応この世代に登場してトップメタとなってミミッキュのばけのかわに対してかたやぶりでメタを張ることができるが、ミミッキュがきあいのタスキを持っていたらそれで終わってしまう。技構成としてはフェアリーメタのアイアンヘッド、はがねメタのほのおのパンチが需要を伸ばしている。アイアンヘッドやほのおのパンチとの噛み合わせは悪いが、ミミッキュに対する役割破壊が強力であるためかたやぶり型が圧倒的に流行し、ちからずく型は廃れていった。
一般的な育成論
もろはのずつきをタイプ一致で使えるポケモン。攻撃種族値は、伝説ポケモン・メガシンカポケモンを除けば最高である。物理アタッカー型としての育成が基本。
特性かたやぶりは特性ふゆうのマタドガス、ドータクンなどの弱点を突けるのでかなり優秀。
かたやぶりの場合、攻撃技はタイプ一致のもろはのずつきがほぼ確定となる。攻撃と技の威力が凄まじく高く、多くのポケモンはこの技を受けきれない。ただし、前述の通り設定に反し、特性がいしあたまの個体は存在しないため、反動及び命中率には要注意。反動が怖い場合、また低耐久を補うきあいのタスキを持たせる場合はストーンエッジに変えてもよい。他にじしん、かわらわり、アームハンマー、かみくだく、しねんのずつきなど。
なお素早さと耐久は低い。そのためこだわりスカーフやトリックルーム、ロックカット、バトンタッチなどのサポートが無ければ安定性は落ちる。例え素早さが上がっても、しんくうは、アクアジェット、バレットパンチ、マッハパンチという種々の先制技が弱点なのが難点。
また、プラチナより教え技で、かみなりパンチ、ほのおのパンチ、ばかぢから、アイアンヘッド、げきりんなどを覚えるようになり、バリエーションが豊富になった。
隠れ特性はちからずく。この特性を採用する場合、いわなだれも筆頭候補になり、サブにほのおのパンチ、アイアンヘッド、しねんのずつき、かみくだくなどが挙がる。特攻が高くないが、この特性によりふぶき(対ドラゴンタイプ用)やだいもんじ(対エアームド用)の火力も上がるので、採用の余地がある。